「亜人ちゃんは語りたい」。英語でのタイトルは “ Interviews with Monster Girls ” となっています。
この作品の見どころ
テーマはバリアフリー
マイノリティな方々が抱える「苦労・苦心している問題」や「世間からの異端視」を、どうすれば解決・支援する事が出来るか?といった社会的問題を問う作品。
テーマだけを聞くとお硬いシリアスな雰囲気を感じますが、そこに上手くエンターテイメント性を組み合わせています。
硬いテーマの割にスムーズな展開
「小鳥遊ひかり」がかわいい
メインヒロイン(?)の小鳥遊ひかり。コロコロと表情を変えて見せ、あざとカワイイ彼女の存在が物語の進行を滑らかにしています。



©ペトス・講談社/「亜人ちゃんは語りたい」製作委員会
声優
「Fate」シリーズの「アーチャー」役でお馴染み、諏訪部順一さんが、相も変わらずとてもイイ声です。
ネタバレ&ウンチク

©ペトス・講談社/「亜人ちゃんは語りたい」製作委員会
11話の教頭イベント。主人公達の良好な関係を疑問視する、嫌われ役としての登場でしたが、とても良いエピソードでした。
管理職としての全体俯瞰に重きを置いており、
教頭の主張
- 生徒を含めた周りの環境の自覚を促す。
- 卒業しても高橋センセに頼るのか。
- 専門のカウンセラーに頼らずとも、問題解決を行う意識を教えることこそが教育。
- 自身で乗り越える事こそが肝要ではないか。
と、イヤミのない正論を打ち立てます。そして、生徒たちの行動に変化が見られるやいなや、
GOOD
「くどくど小言を垂れておいて申し訳ありませんが…」
と率直に訂正&謝罪。人間が出来てますね。ここ最近で上司にしたいNo.1キャラです。
生徒たちの自覚を促すため、敢えて生徒たちの前で高橋センセに注意をした策士かもしれません。
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