
©2011 5pb./Nitroplus 未来ガジェット研究所
舞台は2010年夏の秋葉原。厨二病から抜け出せない大学生である岡部倫太郎は、「未来ガジェット研究所」を立ち上げ、用途不明の発明品を日々生み出していた。だが、ある日、偶然にも過去へとメールが送れる「タイムマシン」を作り出す。世紀の発明と興奮を抑えきれずに、興味本位で過去への干渉を繰り返す。その結果、世界を巻き込む大きな悲劇が、岡部たちに訪れることになるのだが・・・悲劇を回避するために、岡部の孤独な戦いが始まる。果たして彼は、運命を乗り越えることができるのか!?
(C)2011 5pb./Nitroplus 未来ガジェット研究所
Amazon Prime Video「STEINS;GATE」より引用
まずは最初に。アドベンチャーゲームを題材とした作品です。アニメを先に視聴し、後にゲームをされた方の中には、
「アニメを観た記憶を無かった事にして、ゲームを最初から始めたい。」
とおっしゃる方もいらっしゃいますので、ゲーム好きな方は先にプレイをした方が良いかもしれません。

面白いの?
友人などにオススメしてもこの様な声が帰ってきます。
- 観たけどセリフ(ネットスラング)がキモい
- キャラクターデザインが好み(いわゆる萌絵)じゃない
- 観ててイタい(厨二病)
などなど、(数話は)観たものの好みじゃない、ツマンナイ、と思ってしまう方もいらっしゃいます。
確かに、物語の序盤はストーリーの方向性が分かりにくく、(一見)ダラダラと話は流れていきますが、中盤〜終盤へのストーリー展開はノンストップで観させてしまう魅力があります。
この作品の見どころ
真髄は二周目?
この作品のオススメ処はストーリーの綿密さです。
物語の序盤から伏線が張り巡らされているため、初見ではストーリー進行が遅く感じたりしますが、全話を観終わった方の中には直ぐにも再視聴する方もいらっしゃるのではないでしょうか。その再視聴で、自分の中での答え合わせが完了した時に、この作品への愛着が一層深まります。
この作品を支える人たち
声優
この作品の主人公である「岡部倫太郎/鳳凰院凶真」役を演じる宮野真守さんがとても良い演技をされています。
基本的な立ち位置としては「厨二病」で「我の強い」「ビビリ」なオカリンですが、仲間の事を思う際の「真摯」で「ちょっと照れ屋」な面や、行き詰まった「苦悩」をさらけ出すシーンなど、キャラクターの心情をとても上手く演じ分けされています。
原作者
志倉千代丸さん。
原作者であり、楽曲提供者であり、スーパーバイザーであり、、、まぁいわゆるこの作品の神様です。
ネタバレ&ウンチク
- 円卓会議にて命名された「Dメール」。まゆしぃ発案の「デロリアンメール」への紅莉栖の対案です。話の流れ的には「デロリアン」の語感が長いからとの事でしたが、「Eメール」を前に送るから「Dメール」くらいの事を紅莉栖なら考えてそう。
- 2015年12月2日、TOKYO MXにて再放送された第23話にて、まゆしぃがオカリンをビンタしないストーリーが、何の事前予告もなしに放送されました。これはシュタインズゲート世界線を諦めた物語である「シュタインズ・ゲート ゼロ」へと続く分岐点となるシーンです。現在はdアニメストア
で観られる模様です。
- Q&A、小ネタのまとめページです。22話までの世界線移動まとめなどとても分かりやすく作られています。
- 2017年9月27日、鈴羽生誕。
- MAD動画です。この作品の演者さん方は歌唱力も高いですね。紅莉栖の唄う攻殻機動隊など鳥肌モノです。
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